うつ病からの復職の日まであと2週間弱である。
今は、その時を迎えるために「頭と心の体操」を日課としている。
頭の体操は、
「本や新聞を読む」
「文章を書く(まだ、まだ下手くそだ)」
「自分の仕事内容を振り返り、ノートにまとめる」
簡単で単純なことであるが、うつ病罹患前にできなかったことが「いま、できていること」に幸せを感じる。
心の体操は、
「ヨガを妻とやること」
「趣味である写真を撮ること(最近、吹雪(っていうかホワイトアウト)の日が多いのであまり撮れていないが、晴れの日は、青い空を撮ることが気持ちいい。)」
「子供と遊ぶこと(うつ病の時は、とにかく自分のことしか考えられず、子供と遊んでやれなかった。)」
今は、うつ病罹患前に比べて心にゆとりができている。うつ病罹患前は、ストレス発散をうまくすることができなかった。変な話だが、うつ病になってからストレスをどう発散できるかを習得できたのだ。
復職が決まった時、奥さんは私が驚くほどに喜んでくれた。
私は、恵まれていると思う。
家族、上司、同僚、友達、みんな私の復職を喜んでくれた。
まだ、うつ病は完治しておらず、寛解の状態で復職し、しばらくは慣らし勤務となるが、今は「うつ病完治」の出口がはっきりと見えている。
最近、うつ病で思うことは、
『「感謝することができる。」=「完治に近づいている。」』なのではないかということである。
今は、感謝の気持ちしかない。
明日もきっといい日に違いない。