北海道黒松内町は、ブナ北限の地として知られている町である。
道央道から直接、アクセスできる自動車道があるので、比較的気軽に寄れる街ではある。
キャンプなど自然に触れることのできる施設が多くあり、夏はアウトドアに勤しむ人が多く集まる。
その黒松内町唯一の温泉施設である「黒松内温泉 ぶなの森」である。
地元の人はもちろん、函館方面に行く方も立ち寄って欲しい日帰り入浴温泉である。
まずは、敷地が広いということに驚く。
100台以上は止めれるであろう広大な駐車場と温泉施設、贅沢な造りである。
小さな自家用車を止め施設に向かうと、建物を目の前に、ふと、「あれ、この建物、見たことがあるような・・・・」そう、ニセコ駅前温泉綺羅乃湯とほとんど同じなのである。
デザイン、大きさなど双子と言われてもおかしくない出立ちである。おそらく、同じ設計士さんがデザインしたものだと思うが、真相は闇のなか・・・・・。
さて、入館
真新しい建物で、館内は非常に清潔感にあふれている。券売機で入浴券を購入し、いざお風呂へ
和風&洋風が男女、日によって分かれており、今日は男性が和風、女性が洋風である。和風の脱衣所は、非常に明るく、これまた清潔に満ち溢れている。
12時ぐらいに来館したが、非常に閑散としており、客は3、4名しかいなかった。
浴室に入ろう、入り口付近に掛け湯があり、すぐ3列に並んで洗い場がある。
奥に内湯が2つあり、ヒノキタイプと通常タイプである。
肝心の温泉は、アルカリ性で非常にヌルヌル感があり、好みである。
温泉で暖まり、洗い場でお清めを行った。
そして、サウナである。
サウナ、水風呂、露天風呂がある露天スペースに移動する。
#サウナ
入り口にサウナマットがある。
扉は外扉、内扉に分かれており、これもニセコ綺羅乃湯と同じである。
サウナ内も綺羅乃湯と同じで、定員6人ぐらいの小さいサウナである。
ただ、ニセコは可能であったセルフロウリュはできないようだ。
温度は90度、湿度は20%ぐらいだろうか、なかなか汗が出なかったが一度で出したら、止まらない。これはドライサウナによくある現象かと思う。
什器類は、温度計、12分計、砂時計(10分、5分)である。
これ以外は何もない、シンプルなサウナで、スピーカーからは何かの囀りのようなBGMが流れている。
#水風呂
2、3人ぐらいしか入れない露天水風呂である。サウナの隣にある。
温度は14度ぐらいで深さは80cmはあるだろうか、座ることはできない。
非常に好みの水風呂で蛇口から新鮮な水が掛け流しだ。
#休憩スペース
露天スペースにととのい椅子はないが、露天風呂の岩風呂に腰掛けることができるので、これがととのい岩であるw
内湯スペースにととのい椅子がある2脚ある。今回はここで休憩した。
#食事
何と言っても、そばがうまい!
札幌にある「さくら」という蕎麦屋が監修しており、極太の田舎蕎麦は食べ応え満点で、この蕎麦だけを食べにくる人もいるらしい。
最高のサウナ施設です。