鼻く〜そ、丸め〜て〜君にあげる〜。
よく長男が歌っている鼻くその歌である。
そう、長男は鼻くそを食うことがあるのだ。
私からすれば信じられない食行動であるが、事実、長男が鼻くそを食っているところを何度か目撃したことがある。その食行動を目撃した時は、「こら、鼻くそ食うな!」と叱るのだが、長男はニヤニヤしながら、食べてないと否定する。
どうやら無意識らしい。
何で鼻くそを食うのか、長男に厳しい口調で尋問をした。
私「何で鼻くそ食べるの?」
長男「知らない・・」
私「梅干しみたいにしょっぱいから食べるの?」
長男「梅干しはしょっぱくではなく、すっぱいでしょ!」
確かに、そうだ、的確な答えだ。
私「何で、食うの(2回目)、おいしいのか?」
長男「知らないけど、もう食べない」
私「もう食べるなよ、約束だぞ」
長男「わかった。もう食べない。」
この会話以降、長男が鼻くそを食っているのを見ることはなくなった。
食の楽しみを奪った罪悪感はあるが、このまま鼻くそを食う社会人になることだけは避けたかったので、良い躾になった(満足)。
私も鼻くそを食べる社会人ではない。
鼻くそは、たぶん美味いのだろう。
ポテトチップス程度のしょっぱさに手軽な大きさ、懐かしい思い出だ。
げ、俺も(記憶にはないが)食ってたのか!
親子は似るものであることを痛感した就寝前であった。