思いつきな生活

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【面白い休暇制度】ペット育休?会社の福利厚生を考えてみる。

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育児、介護休暇は、日本でも馴染みのある休暇制度である。

育児休業においては、昨年厚労省が発表した調査結果によると、女性の取得率は81.5%で2007年度からほぼ横ばいで推移しており、男性の取得率は2.65%と過去最高となった。

私の会社でも以前より男性から育休取得に関する問い合わせが多くなってきており、男性が育休取得するのも珍しくなくなってきた。

個人的には、共働き云々とは言わずに男性も積極的に育児に参加すべきだと思うので、会社が今以上に取得促進に向けて努力するべきだと思う。

先進的な休暇制度 ーペット育休ー

話は変わるが、面白い記事を読んだので紹介したい。

スコットランドに本社を置くビール製造販売会社ブルードックが「ペット育休」という制度を導入したそうだ。

犬や猫を新しく家族に迎えた従業員に対して、一定時間の育休を認めるというもので、ペットをしつけ教室に通わせたり、ペット医院に付き添ったり、新しい環境に慣れるために絆を深めるなどがペット育休の目的である。

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ブルードックは2007年に2人の男性が愛犬(会社名の通り、愛犬はブルドックだろう)と共に立ち上げた会社で、現在までに社員数は1,000人に拡大している。ブルードックは、「オフィスに犬がいることは社員のリラックスに繋がる」と職場に犬を連れてくることを推奨しており、現時点で50匹の犬が出勤しているという。

そして、今年2月にペット育休の導入を発表した。

この会社の従業員は、ペット好きが多いのだろう。私はペットは飼っておらず、理解はあまりできないが、ペットを飼っている人は犬、猫は家族同然ということを良く聞くので、きっと子供の看護休暇のような感覚でペット休暇を取得するのだろう。

ブルードックは、そのほかにも「サバティカル(長期休暇)の取得促進、生活賃金の保証、毎年売上の10%を社員に還元するなどの制度を導入しており、社員を大事にし、会社を成長させることをポリシーにしていることがうかがえる。

このように欧米では、ペット休暇のような福利厚生制度が日本より発展している。

あったらいいな休暇

日本でペット育休を導入している会社はないと思うが、ユニークな休暇制度を取り入れている会社は数多く存在する。

ソフトウエア開発会社「サイボウズ」:「育自分休暇制度」

35歳以下のエンジニアやスタッフを対象とした、転職や留学など、環境を変えて自分を成長させるために利用でき、最長6年の取得が可能というなんともユニークな休暇制度である。この休暇以外にも、サイボウズは多様な働き方をするための制度を数多く導入している。

cybozu.co.jp

 採用コンサルティング会社「ツナグ・ソリューソンズ」:LOVE休暇

年1回、大切な人の誕生日に休暇が取れる制度。プレゼント代として、会社から1万円が支給されるというおまけ付き。通称「LOVE休」と呼ばれている。

これは単純に羨ましい。大事な人(妻、子供)の誕生日に年休を取得することはできると思うが、ただ金がない人(私)にとってのプレゼント代とは粋な計らいですよね。仮に私がとった場合、「今日は年休だ(・・1万はポケットに・・)」となりそうだが笑。

corporate.tsunagu.co.jp

 

このように、企業は率先して働き方改革を実施しているようです。確かに、休みなし、サービス残業など社員が疲弊してしまう会社は、伸びないと思うんですよね。やはり社員の会社への愛が大きければ大きいほど、会社だけではなく社員自身も成長すると思います。

 

私があったらいいなーと思う休暇は、「キャンプ休暇」です。

自然に癒され、リフレッシュを目的とする制度で、最大5日間。キャンプ休暇を取得した社員は、キャンプに必要な食料現物支給、テント・チェアなどの貸し出し、会社所有のキャンピングカー貸し出しなどの援助を受けられる。

どうですか、最高な制度じゃないですか?(スノーピークなんかは実施してそう)

 

というわけで、今回は会社の福利厚生について書いてみました。