思いつきな生活

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【世界の5大ウイスキー】いつからか僕はウイスキーが好きになっていた。

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いつからかは、忘れたがウイスキーが飲める男になっていた。

 

若い時、カルーアミルク一杯で嘔吐を繰り返して男が、ウイスキーを嗜める大人になったのだ。

当時の僕からしたら信じられないことであるが、現にウイスキーの複雑な香りは僕を魅了している。まだまだ、若造であり、お金もあまりないので、18年もののスコッチやジャパニーズウイスキーの代表格である山崎などはめったに飲めないが、たまに飲む機会があった時は幸せそのものである。

 

初めてウイスキーに出会ったのは、社長の秘書をやっていた時だった。

 

お偉いさんの会合にお供する機会が多々あり(酒の席は遠慮せず、無礼講で酒を楽しんでいた=秘書失格である)、ある会合の2次会で初めて(銘柄は忘れたが)超高級なウイスキーを飲んで、香りと口に含んだ時のなんともいえない甘さに感動を覚えてから、ウイスキーの虜になった。秘書部門から違う部署に異動した時に思ったことは「あー、残念、もう高級なウイスキー飲めないのか・・。」だった。(このことは誰に言っていない、っていうか言えないよね)

 

今では何かのお祝い、正月ぐらいしか高級ウイスキーを飲むことはできないが、あの琥珀色の至福の一杯は、何事にも変えがたいものがある。子供が育ち、親元から離れた暁には、世界各国の高級ウイスキー収集を趣味にするという野望がある。この野望を趣味にできるのは20年後であるが・・・。(子供の運動会は、今後10年連続で行かなければならないし・・長いな・・。)

 

今回は、飲みたいという妄想の意味も込めて、世界の5大ウイスキーについて書きます。

 

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目次

 

ウイスキーとは

ウイスキーは、蒸溜酒の一つで、大麦麦芽(モルト)、とうもろこしなどの穀物を麦芽の酵素で糖化し、発酵させて蒸留したものである。ビールも麦芽の製造、仕込み、発酵という工程で製造しているが、ウイスキーは蒸留を行うことで、アルコールの度数を高めており、アルコール度数が高いものがウイスキー、低いものがビールである。

 

シングルモルトウイスキーとブレンデッドウイスキーの違い

シングルモルトウイスキー

単一の蒸留所で作られたモルトウイスキーのことで、シングルは「一つの蒸留所」を意味する。ジャパニーズウイスキーの代表格である山崎もサントリー山崎蒸留所(大阪府)で作られているシングルモルトウイスキーである。

ウイスキーの品質を保つため、通常は数十樽のモルト原酒をブレンドして製品化される。それとは反対に、一つの樽だけをボトリングしたウイスキーはシングルカスクと呼ばれ、稀少性がありウイスキー愛好家に人気を呼んでいる。(ただし、ものすごく高級なウイスキーで、一本100万とかざらにある。)

ブレンデットウイスキー

モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたウイスキーである。要するに複数の蒸留所のウイスキーをブレンドしたものである。一般的なスコッチのブレンデッドでは、複数蒸留所の20から45種類のモルト原酒(大麦麦芽のみを原料としたもの)と、数酒のグレーン原酒(トウモロコシ、ライ麦などの穀物を主原料に作られたもの)を使用する。

 

世界の5大ウイスキーと代表銘柄

スコッチウイスキー

スコットランド産のスコッチウイスキーである。歴史的に見ても生産量で見ても、世界のウイスキー界の王様的存在である。

スコッチには、アルコール度数94.8%以下で蒸留、容量700ℓ以下のオーク樽での3年以上の熟成など、5大ウイスキーの中でも最も厳しい定義があり、優れた品質を維持している。スコッチウイスキーの9割以上は「ジョニーウォーカー」などのブレンデットウイスキーであるが、「マッカラン」、「グランフィデック」といった、シングルモルトが人気となっている。スコットランドには120以上の蒸留所が稼働し、それぞれに個性豊かなスコッチウイスキーを生み出している。

僕は、マッカランを好んで飲んでいる(たまにしか飲めないが・・)、飲んだ後の甘さとキレのある香りがなんとも言えない。

代表的銘柄

グレンフィデック、マッカラン、ジョニーウォーカー

 

アイリッシュウイスキー

北アイルランドとアイルランド共和国で作られるアイリッシュウイスキー。未発芽大麦やライ麦、オート麦などを原料に、ポットスチルで3回の蒸留を行うシングルポットスチルウヰスキーを伝統的に作ってきたが、現在はジェムソンなどのアイリッシュブレンデットやモルトウイスキーが主流である。僕は、あまりアイリッシュウイスキーは飲んだことがないが、副社長がよくアイリッシュウイスキーの素晴らしさを力説していたので、いつか飲んでみたい。

代表的銘柄

ジェムソン、タラモアデュー、ブッシュミルズ

 

カナディアンウイスキー

5大ウイスキーの中では、最も軽く飲みやすい酒質を持つものがカナディアンウイスキーである。大麦麦芽などを原料とするフレーバリングウイスキーと、トウモロコシなどを原料としたベースウイスキーをブレンドした、カナディアンブレンデットウイスキーが主流である。代表銘柄であるカナディアンクラブは安価で僕も愛飲している。

代表的銘柄

カナディアンクラブ、クラウンローヤル

 

アメリカンウイスキー

スコットランドやアイルランドからの移民が始祖とされるアメリカンウイスキー。アメリカンウイスキーといえばバーボンである。バーボンは、原料の51%以上のトウモロコシの使用、アルコール度数80度以下での蒸留、内側を焦がしたオークの新樽での熟成といった定義があり、熟成2年以上をストレートバーボンウイスキーと表記できる。

僕のお気に入りのバーボンは、メーカーズマークである。味というより赤い蝋で封をしているボトルが好きである。

代表的銘柄

メーカーズマーク、ジンビーム、ワイルドターキー

 

ジャパニーズウイスキー

近年、世界各国で人気を集めているウイスキーである。1923年、サントリー山崎蒸留所の創設により、歴史の幕を開いたジャパニーズウイスキー。

スコッチと同様にモルトウイスキーとグレーンウイスキーがつくられ、主に「響」などのブレンデットウイスキーや、「白州」「山崎」といったシングルモルトとして製品化される。スコットランドとは異なり、他社と原酒を売買する習慣が日本にはないため、各蒸留所が原酒の作り分けを行う高い技術を持つのが大きな特徴である。

スナックで僕は安い角瓶(3千円)をボトルキープした時、隣で金持ちそうなおっさんが「響」(2万)をボトルキープし、ニヤリとされたことを今でも覚えている。

代表的銘柄

山崎、白州、響

 

まとめ

ジャパニーズウイスキーは、その歴史は浅いが、近年では飛躍的に評価を高め、世界がもっと注目する存在となっている。山崎などは特に人気でスーパーなどでは気軽に手に入れることが難しくなっており、価格も年々高騰している。

白州12年のハイボールで毎日、晩酌する。そんな夢のようなことをやってみたいものである。結局ハイボールかよ